プロフィール写真の準備|撮影イメージを考える方法
プロフィール写真の準備として、イメージ作りをすることがとても大切です。
詳しくは、前回の記事【プロフィール写真の準備は必要?イメージ作りが大切な理由】を参考にしてください。
しかし、いざプロフィール写真の準備としてイメージを自分で考えようとしても
最初はイメージも全く湧かなかったり、SNSのほかの人のプロフィール写真を見ては、私もこんな風になれるのかな?と悩んでしまうかもしれません。
そこで、私がカメラマンとしてプロフィール写真の撮影の事前打ち合わせの際、お客様と撮影するイメージを出し合い、共有する過程で、実際に使っている撮影イメージの考え方をご紹介します!
目次
プロフィール写真の準備 撮影イメージの考え方①お客様目線に立つ
プロフィール写真を、規模に関わらずビジネスで使う際には、お客様の目線でプロフィール写真を撮る必要があります。
なぜなら、プロフィール写真はネット上のあなたの顔だからです。
「おや、この人すてきだな」
と初めてプロフィール写真を見たときに、お客様に感じてもらえなければ、あなたの伝えたい想いもサービスも届けることができません。
あなたが好きな服を着て撮ったらいけないわけではありません。
むしろ、あなたの個性が伝わった方が良いのですが、それがあなたのサービスや伝えたい想いとフィットするかどうかが見極めることが大事になってきます。
では、プロフィール写真のイメージを「お客様目線」で考えていくにはどうしたらよいのでしょうか?
プロフィール写真をお客様目線で考えるための3つの質問
プロフィール写真のイメージをお客様目線で考えていくために、私のプロフィール写真撮影では、みなさんにまず3つの質問をしています。
3つの質問について詳しく見てみましょう!
① 提供しているサービスは男性それとも女性向け?年代は?
プロフィール写真は、SNSやホームページ、チラシなどを通して初めてあなたのことを知った人にとっては、第0印象を与えてくれます。
(初対面の印象を第一印象と言いますが、ネット上での出会いは対面ではまだ会ったことがないので、1の前の0。第0印象と呼ばれています。)
この第0印象で、「優しそうだな」「きっちりしてそう」など、潜在的にたくさんの情報を感じ取るわけですが
女性受けする写真、男性受けする写真というのが存在します。
そこで、写真を見たお客様が、あなたという人をより受け取りやすくするための工夫をするのです。
上の写真は、ジャケット有無の違いだけなのですが、服装を変えるだけで、「爽やかで話しやそう」か「きっちりしていそう」か雰囲気が変わります。
- 男性向け、女性向け
-
子ども向け、10~20代向け、30~40代向け、50代以上向け
- 個人向けのサービス、または行政・法人向け
- 特定の職種向け
あなたのサービスを誰に届けたいのか、をもう一度洗い出してみましょう。
② 写真を見たお客さまから、どんな人と感じてほしい?
あなたのサービスを購入しようか検討しているお客様や、初めて出会った人が、あなたに興味を持ってくださり
「あなたにお願いしたい」
と最終的にお仕事を依頼する時、お客様はあなたにどんな印象を持ってくれているでしょうか?
例えば、コーチングやセラピストの方は、「優しそう」「話しかけやすい」「相談したくなる」といった印象を持って欲しいと挙げる方が多いですし
法人向けのお仕事や講演活動が多い方は、「頼れる感じ」「きっちり感」を求める場合もあります。
あなたが、自分のことをどんな人だと感じているのか
そして、お客様ににあなた自身のことをどう認知してほしいのか
をここで考えてみましょう!
わからなかったら友達や周りの人に聞いてみる
とはいえ、自分が周りからどう見えているかは、自分ではよくわからなかったりするものです。
わからなくて困ってしまった時は、お友達や家族、周りの人に
「私ってどんな人?」
「どんな第一印象だった?」
「(今使っている写真があれば)写真見たとき、どんな人だと思った?」
とぜひ質問してみてください!
予想もしなかった答えが返ってくるかもしれませんよ。
質問をすることで、自分自身を知るきっかけにもなりますので、ぜひやってみてください!
③ 提供しているサービスを通してどんなメッセージを伝えたい?
プロフィール写真のイメージを考える時、お仕事用に使う際には、提供するサービス内容と写真がマッチしていなければなりません。
例えば、「お客様に癒しを提供するサロン」をやりたいのに、プロフィール写真ではコントラストの効いたコスプレ写真を使っていたら、どうでしょうか?
個性的なオーナーなんだなぁ、ということは伝わるかもしれませんが、「本当に癒されるのかな?」と疑問に思って終わりになってしまいかねません。
あなたのお店(事業)を通して
- お客様にどうなっていただきたい?
- あなたは何を実現したい?
- どんな世界になってほしい?
あなたの提供するサービスを通して伝えたいメッセージを改めて確認してみてください。
「私がこんな大それたことを言っていいのか」と最初は恐縮してしまうかもしれないけれど、もし自分がスーパーヒーローだったらと考えてみてください!
プロフィール写真の準備 撮影イメージの考え方②少し先の未来を考える
プロフィール写真の撮影イメージ(方向性)を決めるとき、お客様目線にたった次は、少し先の未来目線で考えてみましょう!
今のあなたではなく、少し先の未来(3ヵ月〜1年くらい)にあなたがなりたいイメージを考えていきます。
3つの質問を通して、撮影イメージを深掘りして行きましょう!
① イメージに近い芸能人はいる?
プロフィール写真のイメージを考える際、自身のサービス内容などを踏まえた上で(お客様目線)、3ヶ月〜1年くらいの少し先の未来になっていたいイメージに近い芸能人を探してみてましょう!
芸能人でなくても、SNSでイメージに近い起業家さんを探してみるのも良いです。
イメージを言葉にするのは難しくても
「この人みたいな感じになりたい」
と写真を探すのは、手を付けやすいです。
イメージに近い芸能人や起業家さんなどの写真が集まったら、その人の
- どこが素敵だと思ったのか
- どこに憧れるのか
も言語化してみると、自分が目指すイメージをより客観視することができます。
② どんな洋服を着る?
以上のステップを踏むと、プロフィール写真であなたが目指すイメージが、「なんとなく素敵に撮れたら良いな」と考えていたときよりもかなり明確になってきています。
次は、イメージを形にするため、洋服を決めていきましょう。
似合う色や形がわからない場合は、パーソナルスタイリストに依頼してファッションコーディネートしてもらうと安心です。
私のプロフィール撮影の場合
私のプロフィール写真の事前打ち合わせでも、洋服のイメージもいっしょに打ち合わせした上で、お客様におうちでコーディネートを考えてもらっています。
それでも悩むものなので、衣装の着用画像をメールで送ってもらうこともあります。
また撮影によっては、撮影中の着替えも可能なので、トップスは候補をいくつか持ってきていただいて、実際撮ってみて見え方を比較することもあります。
③メイク・ヘアセットはどうする?
プロフィール写真の準備において、洋服と同じくらい大切なのがメイクとヘアセットです。
メイクやヘアセットも苦手に感じる場合は、美容院などで当日プロにお願いした方が、安心して撮影に臨むことができます。
特に屋外で撮影する場合は、風があってヘアセットも崩れやすいですし、光でメイクの色が飛びやすくなります。そのため普段より、メイクもヘアもしっかり目にする必要があるんです。
メイクレッスンを受ける!
日常のメイクと撮影のメイクも少し異なるため、ご自身でメイクする場合は、撮影を機にメイクレッスンを受けてみるのもオススメです。
というのも、起業すると人前に立ったり、たくさんの方とお会いする機会がありますので、自分に合ったメイク術を身につけておくと、撮影に限らずいざというときに困りません。
また、メイクが決まると気分も上がります!
気持ちよく毎日を過ごせるアイテムのひとつとしてメイクを取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
プロフィール写真の準備として撮影イメージの考え方をご紹介しました!
今回、ご紹介したのは私がプロフィール写真撮影の事前打ち合わせで、実際にお客様とお話ししている内容です。
ご自身でも、撮影イメージを考えていくための質問への答えをぜひ考えてみてください。
「なんとなく綺麗に撮れたら」と思って撮影に臨むよりも、ずっと目的にあった写真を撮影することができます。ぜひ試してみてくださいね!
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