トイレトレーニングと親子のコミュニケーション

私には、もうすぐ3歳になる息子がいます。
つい最近、保育園でトイレトレーニングをはじめたのですが、初日から大成功!!!

難しくて大変なイメージの強いトイレトレーニングですが、順調なスタートに私自身驚いています。
我が家は始めるタイミングは保育園の担任の先生と相談して決めたのですが、この始めるタイミングと周りの関わり・環境が、上手くスタートを切って進められるかにとっても影響するようなんです。

1.トイレトレーニングとは

トイレトレーニング、略して「トイトレ」とは、オムツの中ではなくトイレでおしっこやウンチができるようになるための練習のことです。基本的には、昼間のおしっこから始まり、夜間のおしっこ、うんちの順にトイレでもできるようになります。

最近では、赤ちゃんの頃から基本は布おむつで過ごし、親が排泄のタイミングを見極めてオムツを外し桶などで排泄させる「おむつなし育児」を実践されている親子もおり、トイレトレーニングも家庭によって多様化しています。

紙おむつや布おむつで乳児期を過ごし、自分で歩いたり、言葉でのコミュニケーションが少しずつ取れる2歳ごろからはじめる人が多いと言われています。

トイレに行く練習ですから、遊びに夢中になってお漏らししてしまうこともあり、親の方が面倒くさくなってしまったり、おじいちゃんおばあちゃんから「まだオムツ外れてないのか!?」なんて急かされることも。

 

2.トイレトイレトレーニングをスムーズに成功させるために

もうすぐ3歳になる息子が最近、トイレトレーニングをはじめたところ、お昼間はかなり順調にパンツを濡らすことなくトイレに楽しく行けています。
でも、この半年前にもうそろそろトイレトレーニングしないと、と母に急かされて息子のパンツを買ったときには、ただお漏らしするばかりだったのです。

半年前と今と何がちがうのか。
排泄が自立していくためには、いくつかポイントがありました!

 

2.1トイレトレーニングをはじめるタイミングは膀胱の発達が鍵

赤ちゃんのは大人のようにおしっこをためることができないため、少量ずつおしっこを出しています。赤ちゃんのお世話をしているとまたおしっこ出たのかー! とオムツ替えの回数に最初は驚いた人も多いのではないでしょうか。

2歳ごろから膀胱におしっこがしっかりためられるようになっていきます。この身体の機能が発達してからトイレトレーニングをはじめた方が、本人もおしっこがたまった感覚を掴みやすく、またそれを言葉にして大人に伝えられるようになります。

実際、2歳半と3歳では言葉の表現が広がります。トイレに興味があって便座に座ってみてもなかなかおしっこ出ないことばかりだったのが、膀胱が発達してくると、尿意を本人が感じられ、言葉にして大人に伝えやすくなりました。

2.2 友達のちから

息子はいま保育園に通っており、同じ年の子どもたち10数人と平日の昼間の時間を過ごしています。
赤ちゃんのときはなかなかお友達と一緒に遊ぶことはできなかった子どもたちも、年齢が上がるにつれ、お互いの存在をしっかり認識し、おもちゃの取り合いも増えてきます。

そして、なんとなく仲の良いお友達もでてくるのもこの2歳の年頃です。

お友達がやっていることが、自分もやりたい!
みんなで一緒にやると楽しい!


ごめんね、ありがとう、の意思疎通も少しずつできるようになり、お友達と一緒に、オムツからパンツに変わって、おトイレに行ける。単純なようで、これが本当に嬉しくて楽しくて行動しているのが子どもたちの表情から見て取れます。

個人差はあると思いますが、「お友達とおんなじ、お兄さんのパンツ」というのは、より子どもをやる気にさせるのです。

大人だってそうですよね。

一人だったらくじけそうなことも仲間がいるから乗り越えられる。家族がいるから頑張れる。

トイレトレーニングを通して、友達といっしょに頑張る楽しさを感じられるのはとても豊かなことだと私は思います。

 

2.3 自分で出来る喜び

2〜3歳頃のイヤイヤ期はなんでも嫌と大人の言うことをきかない、自己主張が出始める時期です。

確かに息子と接する中で、あれがイヤ、しない、とこちらの提案をことごとく却下されてほとほと疲れる、なんてこともあります。

ただ、「嫌、ちがうの!」と言う言葉の向こうにある「(大人の言うことはわかるけど)いま自分は本当はこうしたい」という気持ちに目を向けると、割とすんなりとその場がおさまることもしばしばです。

(ここについては大人もコミュニケーションにおいてすごく大事なことなので、また書きたいと思います!)

大人が敷いたレールの上で、上げ膳据え膳やってもらうのではなく、自分の意思でやってみる、母からの自立していく、自分でやれることに喜びを感じる時期だからこそ、トイレトレーニング自体が楽しくなって本にもやる気が出て続けられます。

3. トイトレは親子のコミュニケーションを育むチャンス

子育てのハウツーはネットを開けばたくさんでていますが、目の前に子どもの気持ちは本人にしかわかりません。まだまだ言葉で気持ちを全ては表現しきれず感情表現も極端になりがちな2〜3歳だからこそ、トイレトレーニングも親自身が、子どもと向き合う必要もあるのかなと思います。

早くオムツが外れるのがエライわけでもなく、その子のタイミングで進められれれば、身体と心も豊かにできる、親子のコミュニケーションが深まり子どもの自信が育つ、最高のチャンスなんじゃないでしょうか?

これからトイレトレーニングがはじまるお母さんお父さんの参考になれば嬉しいです!

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