2020年5月28日 / 最終更新日時 : 2020年5月28日 中谷 千尋 撮影のコツ

ZOOMの写りを良くする！写り方・見え方をキレイに変えるポイント

　

ZOOMでの写りを良くするのは、難しい？

 

オンラインセミナーにオンライン会議、オンライン飲み会、オンライン帰省、オンライン婚活・・・

とZOOM上で仕事もプライベートも行うことが増え、日常に欠かせないものになっています！

 

実は、ZOOMでの写り方が良くないと、相手に与える印象が悪くなり、伝えたいことがスムーズに相手に伝わらなくなってしまうんです！

 

そこで今回、プロフィール写真を多く撮影しているカメラマン目線でおすすめする、ZOOMでの写りを良くするポイントをご紹介します！

　

 

　 

ZOOMでの写りを良くする

ZOOMでの写りを良くするために、特に気をつけたいことが

 

  • 光・照明の位置
  • カメラの高さ
  • 背景
  • ヘア・メイク

 

の4つです！

この4つをちゃんと調節できていれば、たとえ自宅でZOOMをする場合でも

 

✔︎ 元気そうに見える

✔︎ ハツラツとしている

✔︎ 盛りすぎてない自然な感じだけど、キレイに見える

 

写りを良くすることができ、好印象を与えることができるんです！

 

ZOOMでの写り方・見え方の悩み

ZOOMでの写り方・見え方の悩みで良く聞かれるのが以下の4点です。

 

  • 顔が暗い
  • 顔に影が出てしまう
  • 顔が大きく見える
  • 背景はどうしたらいい？部屋のどこでやるべき？

 

以上の4点を改善していけば、ZOOM映えして写りを良くすることができます！

一つずつ、実際に試しながら記事を読み進めてくださいね！

 

ZOOMの写りを良くする！写り方・見え方の悩み①顔が暗い

ZOOMの写りを良くするためには、「顔が暗い」かどうか、まずはチェックして下さい！

顔が暗いと、表情がしっかりと相手に見えないので、元気がなさそうに見えたり、無気力そうな印象を与えたり、不信感を与えてしまいかねません。

 

ZOOMでは光・照明を背後に置かない

ZOOMでは、 光・照明が背後に置かないようにします！

あなたの背後から光がさし込んでいると、逆光の状態になり、顔が暗くなってしまうんです！

 

顔が暗い！そして、怖い！　

 

昼間に、ZOOMをするときは、窓に背を向けるのではなく、あなたが窓に向かうようにして座りましょう！

窓から差し込む光が、お顔全体を明るく照らしてくれますよ！

　　

　

 

上の写真は、一つ前の写真では背中側にあった窓の方に体を向けています！

部屋の電気もこの時つけていませんが、しっかり顔が明るく写っていて、表情もしっかりわかります！

使っている部屋は、日中もあまり日が強く入らないのですが、それでも十分な明るさです！

 

また夜に室内でZOOMをするときは、間接照明をあなたの後ろには置かず、間接照明はつけないか・斜め前に置くようにして下さいね！

 

 

ZOOMの写りを良くする！写り方・見え方の悩み②顔に影ができる

ZOOMの写りを良くするためには、「顔が影ができる」状態も、解決しないままにしておくと

 

  • 実年齢より老けて見える
  • 実物は可愛いのに写りが悪く見える
  • 陰気くさそう

 

と、写り方ひとつとはいえ、女性に嬉しくないことばかり！

 

部屋の蛍光灯しかない場合

部屋の蛍光灯しかない場合は、なるべく蛍光灯の真下に座らないようにして下さい！

部屋の蛍光灯の真下に座ると、目の下にくぼみのような影ができ、ほうれい線がとても目立ってしまい、疲れているように見えるんです。

なるべく、部屋の蛍光灯があなたの斜め上にあるようにして下さいね！

 

それでも、蛍光灯しかない場合は、顔に影がついてしまいますので、レフ板を用意しましょう！

  • 白いハンカチ
  • 白の画用紙
  • アルミホイル

で代用可能なので、膝の上に置いたり、床に立てかけて置いたりして顔にできる影を薄くしていきます。


 

リングライトを使う場合

蛍光灯の光は、上からの光なので、どうしても

  • 目の下のクマ
  • ほうれい線

が目立つ影ができてしまいます。

 

そこで、オススメしたいのが、リングライトです！

 


リングライトを、斜め前に置いてあげれば、昼夜問わず明るくキレイに照らしてくれます。

リングライトを使うと、目に「アイキャッチ」という光の玉が入るので、表情がイキイキと明るい印象になるんです！

 

ライブ配信やセミナーなど、仕事でZOOMを使うなら、一つは持っておきたいですね！

 

リングライトも安いものからプロ用のものまで種類豊富ですが、ワット数が大きいと、より明るいライトでおすすめです！

 

ワット数が10W以下のものは、比較的お手頃価格で、三脚をテーブルの上に置いて使えて、片付けやすいですよ！

 


　
リングライトを3つ使うと効果的

リングライトは1つだけでなく、３つ使うとさらに効果的です！

 

下の画像のように、リングライトを配置していきましょう！

 

  • ①のリングライトは、あなたの右斜め前に置きます
  • ②のリングライトは、あなたの左斜め前に置きます
  • ③のリングライトは、顔の正面に置きますが、光を壁側に当たるようにします
  • 天井の蛍光灯が、なるべく頭の真上に来ないような場所に座ってください。

 

 

3つのリングライトを使うと、1つのリングライトだけ使うとできてしまう顔の影を他のリングライトが打ち消してくれます！

 

また、③のリングライトを壁向きに置いて光を反射させるのは、直接当たると強すぎる光を柔らかくするためです！

柔らかい光が当たると、優しい印象になるので、3つリングライトを使う場合は試してみてくださいね！

   

顔の影をつきにくくするヘア・メイク

顔の影がつきにくくするために、ヘア・メイクも重要です！

ヘア・メイクは、くすみや影を消すことを意識しましょう！

    

  • 前髪を少し斜めに分けて、おでこを見せる
  • おでこ・目の下・鼻のわき・口元など暗くくすみがちなところにハイライトを使って、くすみを飛ばし、目に明るさを持ってくる
  • 蛍光灯のみ使用する場合は、メガネで顔に影ができるので、リングライトを使う

　　　

また、ZOOMでは、上半身・胸より上しか写らないことがほとんどです。

黒髪の人が、真っ黒の肌見せが少ないトップスを着てしまうと、威圧感もあり、かなり重たい印象になるので気をつけてくださいね！　

   

 

ZOOMの写りを良くする！写り方・見え方の悩み③顔が大きく見える

ZOOMの写りを良くするために、写り方のお悩みとしてよく聞かれるのが、「顔が大きく見える」です。

自覚がないままに、ZOOMで顔を大きく写してしまっていませんか？

　

 

上の写真は、ちょっと大げさにやっていますが、こんな感じで見下ろすようにzoomでの写り方はNGです！

 

見下ろすような写り方は

  • あおる撮り方なので顔の下半分が大きく見える
  • 顔が長く見える、面長な印象を強調してしまう
  • 鼻の穴が大きく写る
  • 目線が見下ろしてしまうので、威圧感がある

 

以上のような印象を与えてしまいます。

男性でも女性でも、良いことなしです！

　

日本人は、鼻から下の長さが長い人が多いので、余計に、顔が大きく長く写ってしまいがち！

そこで意識したいのが、ウェブカメラの高さです！

 

顔が大きく見えるときは、ウェブカメラの高さを目線に合わせる

顔が大きく見えるときには、ウェブカメラの高さを目線に合わせましょう！

 

　　

特にノートパソコンの場合、机の上にパソコンを置くと、ウェブカメラが目より低い位置になります。

すると、どうしてもウェブカメラを見下ろす位置になってしまうんです。

   

そこでオススメするのが、空き箱などでノートパソコンの高さをカサ増しすること！

詳しいやり方は以下の記事を参考にしてください！

▶️ZOOMで加工はできる？写りを良くして小顔に見せる方法

 

また、パソコンスタンドを使うのもオススメです！

手首の負担や首・肩こりの解消につながるので、パソコンラックは一つあると便利ですよ！

     



　　

ZOOMの写りを良くする！写り方・見え方の悩み④背景はどうしたらいい？

ZOOMの写りを良くするためには、「背景はどうしたらいいか」も悩みどころですよね！

背景はなるべく、シンプルに白色にするのがオススメです！

 

 

上の写真は、同じ日に同じ部屋で実際のZOOMビデオ画面です！

左は背景に本棚や服など、ごちゃごちゃとたくさんのものが写っていて、とにかく生活感がありますよね。

一方、右の写真は、背景には白い壁しか写っていないので、スッキリした印象です！

 

同じ人でも、同じ場所でも、ここまで印象が変わってしまうんです！

あなたがセミナーを受けるなら、右と左、どちらの印象の講師が好印象ですか？

オンライン飲み会なら、生活感があって良いかもしれませんが、ごちゃごちゃとものが写っているのは基本NG

 

物が多いと、相手の意識が背景にちらついてしまいます。

なるべく、白い壁を背景に、観葉植物を置くくらいで、シンプルすぎる？くらいでちょうど良いです！

　　   

家でZOOMを行う場合

家でZOOMを行う場合、ふだん使っているデスクの位置からはどうしても家具や写したくないものが写ってしまうこともありますよね！

その場合は、とにかく家具を置いていない空いている壁を見つけてください！

 

余計なものが写り込まないですむ壁のそばに、座り、そこに合わせて仮にテーブルを置きます。

 

背景をまず決めて、そこから逆算して座る場所・テーブルの場所をZOOM用に作ってしまうということ！

ZOOMで写らなければ良いので、極端な話、周りがどれだけ汚れていようと、物が多くても、写る背景さえシンプルになっていれば大丈夫です。

 

バーチャル背景は使うべき？

バーチャル背景も、いろんな種類が配布されていますよね！

ZOOM飲み会の時には、ぜひ面白いバーチャル背景を使って場を盛り上げるのも楽しいですね！

 

でもお仕事の時には、バーチャル背景は使わないでおきましょう。

バーチャル背景を使うとチープ感と違和感が出てしまうからです。 

 

バーチャル背景ってやたらカラフルなものも多く、見ている人にとって目がチカチカしたり、話の内容よりも背景に意識が飛んでしまいます。

また、光の当たり方が背景と人物で違ってくるので、人が浮いて見えてしまうんです。

 

仕事で使うなら、バーチャル背景にはかなり注意が必要です。

 

それでもバーチャル背景を使いたいなら、会社のロゴが入った、シンプルなお仕事専用のZOOM背景を作ってしまうのも良いですね。

 

ZOOMの写りは良くすることが可能！

ZOOMの写りは良くすることが可能です！

家の限られたスペースや、手持ちの機材でも

  • 光の向き
  • 座る位置
  • ヘア・メイク
  • 背景の選び方

次第でより写りを良くすることができます！

  

今まで、なんとなく置きやすい場所にパソコンを置いてZOOMしていたのなら、ちょっと意識してみるだけで、写りが変わってきますよ！

 

 

zoomでは、「設定→ビデオ」からミーティングが始まる前に写りを確認することができます。

ZOOMが始まる前に、写りをチェックするようにしてくださいね！

 

 

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