一眼レフの選び方|ミラーレス一眼との違いとメリット・デメリット
一眼レフの選び方は、ミラーレス一眼にフルサイズなど、初心者向けとプロ向けでも大きくちがいますが、自分に合ったカメラ選びは初心者にはとても難しいです。
実際に、私自身はじめて一眼レフを購入した時は、決めるのに大型カメラ店で3時間かかりました。
今日は、カメラ初心者のために、一眼レフとミラーレス一眼のちがいと選び方をご紹介します!
目次
一眼レフとミラーレス一眼とのちがい
一眼レフとミラーレス一眼のには大きく3つのちがいがあります。
3つのちがいについて見ていきましょう!
一眼レフとミラーレス一眼のちがい① ミラーがあるかないか
一眼レフとミラーレス一眼のいちばんのちがいはその構造です。
一眼レフは、レンズから受け取った光を、カメラ本体のミラーに反射させて、ファインダーに光を届けています。
一方、ミラーレス一眼には、一眼レフのミラーがありません。
そのため一眼レフの方が、重くかさばり、逆にミラーレス一眼は小型軽量化されています。
一眼レフとミラーレス一眼のちがい② ファインダー
一眼レフは光学ファインダー
一眼レフでは、ミラーに反射された光をファインダーに直接届けるため、電源を入れなくても、ファインダーを覗けば、確認することができます。
リアルタイムの被写体の姿をファインダーを通して見られるので、動物やスポーツなど動きのある写真の撮影には光学ファインダーが有利です。
ミラーレス一眼は電子ビューファインダー
ミラーレス一眼では、その名の通り、一眼レフにあるミラーがありません。
そのため、レンズを通して入った光が直接センサーに入り、背面の液晶モニターに映る画像と同じものをファインダーで見ることができます。
明るさや色味(ホワイトバランス)などの設定を処理したものを、電子ビューファインダーでは見るため、画像処理に時間がかかりタイムラグが生じるのが電子ビューファインダーの特徴です。
一眼レフとミラーレス一眼のちがい③ センサーサイズ
一眼レフとミラーレス一眼では、イメージセンサーのセンサーサイズが異なります。
イメージセンサーとは?
イメージセンサー(撮影素子)とは、デジタルカメラ内部にあるレンズを通してカメラに入ってきた光を受け取るところで、フィルムカメラのフィルムにあたる場所です。
光を受け取る場所が広いほどに、たくさんの光を取り込むことができます。
一眼レフの方がイメージセンサーのセンサーサイズが大きい
一眼レフの方が、ミラーレス一眼よりもイメージセンサーのセンサーサイズが大きいので、より多くの光を取り込むことができ、明るく綺麗な写真を撮影することができます。
一眼レフの特徴
一眼レフの特徴をメリット・デメリットに分けてみていきましょう!
一眼レフのメリット① 高画質
ミラーレス一眼もいまは高画質ですが、一眼レフで撮影した写真は写真を大きく引き延ばすのにも耐えられます。
また室内や暗所での撮影も、ミラーレス一眼よりも強いです。
一眼レフのメリット② いろんなシチュエーションに対応可能
一眼レフの魅力でもあるレンズの種類の豊富さのおかげで、レンズを交換することで様々なシチュエーションを撮影することができます。
- お花にクローズアップ(接写)してのマクロ撮影
- 運動会など走り回る子どもたちも撮れるズーム撮影
- 建物写真や旅行での風景写真も楽しめる広角撮影
一眼レフであれば、あなたが撮影したいシチュエーションにあったレンズを使って自由自在に撮影が可能です!
一眼レフのメリット③ レンズの豊富さ
一眼レフの楽しみは、レンズ交換といっても過言ではありません。
- 遠くのものを大きく写す望遠レンズ
- 目で見た感じと近い感じの標準ズーム
- 建物写真や風景写真などで目に見えるより広い範囲を写す広角レンズ
- ボケ感を楽しめる単焦点レンズ
など、様々なレンズがあり、レンズによって写せる範囲が異なります。
レンズを交換することで、より自分のやりたい表現に近づくことができるのです。
一眼レフのデメリット① 重さ
一眼レフのいちばんのデメリットは、その重さです。
レンズを取り付けた状態では、軽くても0.6kg〜1.5kgで、望遠レンズなどを取り付ければ2kg近くになります。
交換レンズも持ち歩くとさらに重くなるので、特に女性には重量がネックになりがちです。
一眼レフのデメリット② マニュアル撮影が理解できないと機能を持て余す
一眼レフにも、入門向けとプロ向けがありますが、どちらもあなたが表現したいものを細部まで調整できる機能を持っています。
オート撮影といって、カメラが明るさなど綺麗に撮れるように自動で調整して撮影もできますが、マニュアル撮影で細かな調整は自分でする必要があります。
このマニュアル撮影を使いこなすためには、聞きなれないカメラ用語や写真の仕組みを理解する必要がありますし、LightroomやPhotoshopなどのパソコンでの後処理などを習得していたほうが、よりあなたらしく表現ができるようになります。
ミラーレス一眼レフの特徴
次に、ミラーレス一眼レフの特徴をメリット・デメリットに分けてみてみましょう!
ミラーレス一眼のメリット① 小型軽量
ミラーレス一眼は、一眼レフのミラーを省略した構造になっているので小型で、片手で持てる重さです。
散歩や旅行にさっと持ち歩けるのが、ミラーレス一眼のいちばんの魅力です。
ミラーレス一眼のメリット② 高画質
ミラーレス一眼も、現在ではかなり高画質になっています。
ブログに掲載する程度でしたら、一眼レフで撮った写真に引けを取らない十分きれいな画質の写真が撮影できます!
デメリット① 暗所には弱い
ミラーレス一眼は、一眼レフに比べて暗いところでの撮影には弱く、暗い場所で撮影すると、ザラザラした粗い写真になりやすいです。
それは、イメージセンサーのサイズが一眼レフよりも小さくて、光を取り込みづらい暗い場所では、センサーサイズのちがいが顕著に現れてしまいます。
お部屋の中が暗めな室内や、夜の外で撮影するときなど、撮影する状況によってはうまく撮れない可能性があります。
ミラーレス一眼のデメリット② バッテリーの持ちが悪い
ミラーレス一眼は、バッテリーの持ちが一眼レフに比べて悪いです。
というのも、ミラーレス一眼は電子ビューファインダーを採用しているので、シャッターを切るまでに被写体を確認するのにも電池を使ってしまいます。
そのため、ミラーレス一眼は、予備のバッテリーは必須です!
まとめ
一眼レフは、手軽に簡単に撮影するというより
- あなただけの表現を手に入れたい人
- 様々なシチュエーションで本格的に撮影したい人
- ミラーレス一眼で物足りない人
- 夜景や暗所、望遠での撮影をしたい人
に向いているカメラです
一方、ミラーレス一眼は軽くて持ち運びやすいので
- 子どもの写真を気軽に撮りたい人
- 旅先でも邪魔にならずに写真を撮りたい人
- 一眼レフは持ってるけれど、サブカメラとして使いたい人
に向いているカメラです。
カメラマンである私自身、仕事ではいくつものレンズを持ち運んで撮影しますが、プライベートでお出かけするときは、レンズは一本のみで撮影することが多いです。
というのも、走り回る子どもが迷子になったり怪我したりしないように親として見守りながら、写真を撮るのはかなりエネルギーが必要だから。
レンズを交換している暇もなく、途中で寝てしまった子どもを抱っこしながら重いレンズをいくつも持ち歩くのは大変すぎるのです。
あなたはどんな風に写真を撮りたいですか?
ぜひ、カメラ選びの参考にしてみてください!
ご提供中の写真撮影メニュー
札幌を中心に
・いまの自然な表情を切り取る「家族写真」
・百日祝い・七五三などの「記念日写真」
・起業家向け「プロフィール写真」
・イベント・セミナー風景などの「ビジネス写真」
などの撮影をしています
ご提供中の写真撮影メニューに関するご案内は下のボタンをクリックしてご覧ください!
“一眼レフの選び方|ミラーレス一眼との違いとメリット・デメリット” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。